いつになれば釣るんですか、このブログ
安心してください、次・・・ぐらいじゃないかな?
今回はSTEP4 準備編ということでいってみましょう

STEP4
準備編
これまでのSTEP1〜3と書いてきてロッドやリール、ワームにクーラーなど必要なものはこれまでのステップで揃った思います
それでは釣り・・・ではなく釣りに行くために準備として「いつ」「どこで」「どのように」と3つに分けて解説します
この辺を解説しているサイトはあまりないので参考になると思います
いつ?
季節

アカハタ・オオモンハタは南の魚なので真夏がハイシーズンです
通常5月〜11月までがシーズンで水温が20度を境に活性が下がっていき春や冬といったオフシーズンと呼ばれる季節でも渋いながらも釣れるので年中釣れるみたいです
とはいえ真冬はまだ狙ったことがないので一度は試してみたいです
狙い目
一般的に休日の土日に釣りに行くことになりますが当然平日に行くと釣り客は少ないです
釣り客が少ないと1級磯と呼ばれる最高の場所で釣りができるので行けるのなら平日が有利です
夏にロックフィッシュを狙いに行くとフカセ師はオフシーズンで石鯛狙いやタマン狙いの人たちしか居おらず渡船屋にとっては閑散期なのでルアーマンは歓迎されます
暑さ対策をして挑みましょう
どこで?

エリアの決め方
温かい海域の魚で南に行くほど生息数が多く四国の釣りしか知らないので四国限定の話になります
愛媛だと愛南周辺、高知だと足摺岬から室戸岬、徳島は愛媛の反対と考えると蒲生田岬までがアカハタを狙って釣れる海域だと思います
オオモンハタはアカハタより回遊する魚で上記の海域よりも広く分布している感じで地域限定の話にはなりますが噂では八幡浜でも小さいようですが釣れるみたいです
とはいえアカハタ・オオモンハタを狙うなら少しでも南下するのが間違いないです
個人的にはイシダイが狙える海域にアカハタ・オオモンハタが居るのでは?と感じています
渡船屋を見つける
気になる海域・磯があればその近くの港をGoogleマップで拡大すると◯◯渡船とありますので詳細欄に渡船のHPアドレスが書かれています
HPには「磯マップ」や「釣り場マップ」と書かれたページがありGoogleで釣りポイントの名前で検索すると個人ブログが見つかるので利用した渡船の情報を書いている場合があるので周囲にどのような渡船屋があるのか人気の渡船屋はどこかなどヒントになります
渡船屋は基本的に釣りをする磯の近くに渡船基地があります
釣りたい磯の近くにある渡船屋を選びましょう

渡船屋はフカセ師などエサ釣り師をメインにしています
ルアーに理解のある渡船屋を使う方がルアーに適したポイントを熟知しているのでルアーのターゲットになるカンパチやシイラなどをよく釣っている渡船屋はルアーマンが利用している可能性が高いのです
料金
渡船代はHPに記載していて周辺の渡船屋と横並びな金額で最近は燃料の高騰で値上がりしましたが太平洋の渡船に絞って書くと5000-8000円が相場
なかにはもっと沖に船を出すと高くなる場合もあると思いますが四国の知り得るところでは平均6000-7000円が多いです
ポーターさん!?
渡船屋によっては船にポーターと呼ばれる専属の方が乗船しているところがあります
ポーターは磯に降りる時に荷物の受け渡しをしてくれる人で船長の息子さんなど様々ですが降りる際の補助や磯の解説などしてくれるのでポーターのいる渡船屋は積極的に利用したいです
ポーターが居なくても乗船している客同士が手伝ってくるのでそれほど気にしなくて大丈夫です
どのように?

ここから重要になってきます
行く場所、行く日が決まれば渡船屋に予約しましょう
予約は電話のみ
伝える内容は
◯月◯日に◯◯◯(狙いの魚)をルアーで狙いたいので予約したいと伝えればOK
渡船屋によっては1人でも出船してくれる所もありますが最低2〜3人から出船が可能という渡船屋があるので最低人数未満だと予約は保留になり後日予約の可否の連絡が入ります
1人でも出船可能な渡船屋ならそのまま予約が完了します
また渡船屋によっては釣行の前日に釣り人側から渡船屋に予約の確認として電話連絡を求めてくるところがありますので忘れず連絡を入れましょう
よくあるのが「ルアーです」とだけ伝えると100%青物狙いだと勘違いされて青物ポイントに渡される可能性があります
何度も利用したことのある渡船屋でも毎回「ルアーでアカハタ・オオモンハタを釣りたいです」と伝えることがすごーく大事です(経験談)
あと渡船屋によってスパイク底のシューズ・長靴は禁止のところがあるので聞いておきましょう
ここまでで「いつ?」「どこに?」「どうやって?」の解説ができたと思います
ここから補足的に渡船のシステムについて解説します
渡船システム
渡船基地
出港は夜明けと同時になります
季節によって夜明けの時間は変わりますので暑い季節ほど出港時刻は早くなります
予約の際に出航時間は聞いていると思うので遅くても出港の1時間前には到着しましょう
できればトラブルなど考えて時間に余裕を持てるように2時間前に到着を設定すると余裕が持てます
渡船基地に着くと渡船が停泊している前に車が駐車しているので車のエンジンを切ってに待機します
出港時刻の1時間前ぐらいからロッドやクーラーを出して準備する場合が多いので車内で寝ている釣り人の迷惑にならないように準備の時間はまわりに合した方がいいです
出港時刻の30分前になると船長が来るので挨拶と荷物を船に積みます
積む場所は船の前方で他の方が置いているので1箇所にまとめて積みましょう
渡船代は帰港後に支払うので現金は不必要です
渡船屋によっては乗船名簿と呼ばれる船に乗る釣り人に連絡先の記入を求めてくるので書きます
希望の磯
降りたい磯は指名できません
正確には出来るのですが有名な磯は利用の渡船屋だけではなく他の渡船屋にもお客が居るので地域によりますが海上で渡船が集合してジャンケンをしたりくじ引きをしたりと地域により様々な方法で降りる磯が決まってきます
このことはSTEP1でも書きましたがおさらいです
同じ船に居る客の中でも優先順位があります

上の客ほど優先度が高く下に行くほど優先度が下がります
つまり渡船屋にとって上客ほど良い磯に降りれる確率が高くただの客は余り物の磯に降ろされる感じです
良い磯に降りて釣りをしたいならソロではなく複数で行くと優先度が高く釣れる確率も上がります
なのでよほど釣り客がいない時以外は希望の磯に降りることは不可能に近いです
こればかりは運と船長の気分次第です
全ての渡船屋が上記のようなシステムとは言いませんが覚えておいて損はないと思います
出港〜渡礁について
移動中は船内で待機して降りる磯に近づくとマイクで名前を呼ばれたりポーターが呼びに来ます
この辺はあいまいで私も不明な点が多くて船の先、舳先近くに行くと降りる意思があるということで降りれる可能性がありますが、もしかしたらマナー違反の場合もあるので参考程度に思っていてください
釣り方や狙いの魚、くじ引きがあるのなら結果を総合的に船長が判断してくれます

釣り場が近づいてくると紺碧の海に荒々しい磯が目の前に広り気持ちが高まっていると思いますが磯に降りる時が一番危険で難関です
渡船にはマイクを装備していて船の舳先から磯に降りるタイミングを船長が合図してくれます
自分の判断で飛び移るとかなり怒られますので船長の指示に従いましょう
接岸する直前はかなり揺れるので手すりをしっかり握っておきましょう

画像のように躊躇するような磯に渡る場合もあるので手ぶらで素早く渡りポーターまたは他の釣り客が荷物をバケツリレーのように手渡してくるので素早く安全に荷物を受け取ります
自分が渡る時に手伝ってもらうだけではなく他の人が渡る時に手伝いましょう
フカセ師の道具はオキアミが入っているバッカンはかなりの重さなので注意

荷物受け取り時にモタモタしていると船長含め渡礁を待っている他の客から怒られる場合があるので荷物は適当な場所でいいので手早く荷物を受け取ることに集中しましょう

自分の荷物を全部受け取ったか確認します
問題がなければお疲れ様です、あとは沖磯を楽しむだけ・・・ではありません
まだ続きがあります
待望の釣り・・・

磯に降り立つと地磯とは違った雰囲気で早く釣りたいと期待が膨らみますね
釣り方はココでは書きませんが待望の沖磯、好きな釣りを存分に楽しみましょう
日の出から2-3時間経つと釣ったり釣れなかったりと手応えを感じた9時頃に船長が見回りに来ます
この見回り、「磯替え」「瀬替え」と呼ばれるシステムで釣り場の変更でき、その場に残るか移動するの選択ができます
この磯替えが出来る渡船屋と出来ない渡船屋がありますので見回りに来なければ諦めてください
磯替えは便利なので予約時に聞いておくか乗船時に他の客に聞いてみることをオススメします
釣れない磯でずっと釣りをするのはかなりの苦痛です・・・
なお聞いた話によると他県の一部では磯替えは追加料金制らしく良いような悪いようななんとも言えません
また地域によっては見回りが2時間おきに来てくれる所があり磯替えが3回ぐらい出来るところもあるので宝探しみたく地道に探してみてください(敢えて書きません)
釣りの終盤
釣りができる時間は7-8時間
大半の渡船屋は13時半〜14時に迎えがくるので30分前には道具を片付けます
船が接岸したら先に乗っている方が荷物を受け取ってくれるので乗船後にお礼をしてお互いの釣果を自慢しましょう(笑)
帰港

港に戻ると荷物を全て降ろします
魚を釣っていると船長からHPに載せる写真のお願いがあるので判断はお任せします
その後に渡船代を支払います
支払いを済ますと楽しかった沖磯釣行もこれで終了です、お疲れ様でした
まとめ
狙いの魚が釣れたり釣れなかったと内容はともかく、これまでとは違う環境での釣りは新鮮であり自身の経験にとってプラスになったと思います
沖磯という少し敷居の高い釣りですがステップを踏むだと意外と簡単で沖磯の醍醐味に魅了され何度も通いたくなる魅力があります
釣禁やマナーの悪い釣り人、魚が釣れないなどマイナスな要因が多くなってきている昨今の岸釣り
そういったストレスから離れ好きな釣りのことだけを想いながら大自然に囲まれて釣りをするのは幸せなことなんだと実感します
次回予告
ステップも佳境
次回は実際の釣りに関してアレコレ語ってみようと思います
もう少しで完結するぞ、頑張れオレ(笑)
では!




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