当初の予定よりかなりの長編になってしまいましたが今回はSTEP3 装備について書いてみます
ここまで長々と書いたブログ見る人居るんかな〜(笑)
STEP3
装備について
ロッドやリールなどのタックルは揃っていると思うのでその他、安全装備や持ち物など一般的なものからロックフィッシュを狙うのに必要な小物まで書いてみました
それではいきましょう!
ライフジャケット

装備として最初に用意すべきなのはライフジャケットです。
フローティングベストやゲームベストなど、呼び方に違いがありますが、基本的には同じものを指します。ただし、見た目が似ていても浮力体が入っていないタイプもあるので注意が必要です。
沖磯では浮力体の入ったライフジャケット(以下、ライジャケ)のみが使用可能で、着用していないと船に乗ることができません。
ガスボンベ式のライフジャケットもありますが、磯釣りでは絶対に使用しないため、ここでは説明を省きます。自分の身を守るためにも、体にフィットする適切なサイズのライジャケを選びましょう。
浮力体は厚みがあり、保温性のある素材でできているため、着用時にかなり暑く感じることがあります。そのため、背中がメッシュになっていてベンチレーション機能があるタイプが快適です。
また、前面に収納スペースがあるものや、浮力体のみのシンプルなタイプなど、さまざまな種類があります。私は薄型のルアーボックスが収納できるタイプを好んで使っています。
スパイクシューズ&フェルトスパイクシューズ
足元の安全装備に必要なシューズ

ブーツやシューズなどありますが真夏の釣りなのでシューズタイプ一択

注目するのは靴底で磯は様々な岩質があるのでスパイクとフェルトスパイクの2種類あるとシーンで使い分けられるので便利です。
磯場は岩やフジツボなどでゴツゴツしている場所、海藻や丸みを帯びた岩など磯には様々な場所があり、グリップはスパイクに分があるもののオールラウンドに使えるのはフェルトスパイクです。
また渡船屋によってはスパイク底は船を傷つけるなどの理由からフェルト底を指定している所もありますので事前に確認しましょう
グローブ

無くても問題はないと思いますが転倒時に岩で手を切ったり日焼け防止の意味でも着用が好ましいです。
速乾生地で擦れるところに補強の入ったものが長持ちしやすいと思います。
帽子
炎天下の中での釣りなので熱中症対策のためにも絶対に必要です。

ツバのあるタイプやハットなど日差しから頭や首を日焼けしないようにUV対策されたものが便利です
後頭部や首元も太陽光に晒されるのでネックガードも必要に応じて持っていきましょう
服装
真夏の釣りなので涼しく動きやすいウエアが好ましいです
素肌にTシャツは論外で出来れば長袖+ロングパンツがベスト
ショートパンツに膝にプロテクターのついたタイツなど暑さや動きやすさを重視したもので肌の露出を抑え紫外線を浴びない服装も良いと思います
偏光グラス
忘れ物ナンバーワンの偏光グラス

周囲に遮るもののない真夏の沖磯では頭上や海面から常に紫外線にさらされ、目を護るために偏光グラスは必要です。
持ってくるのを忘れたら大人しく帰った方が良いほど必要な装備でぜったいに、絶対に必要です。
偏光グラスには可視光線透過率といった数値が必ず記載されていてます
真夏の磯では20%以下の濃いレンズがアイケアの観点からもオススメです

ちなみに画像の偏光グラスはTAREXのトゥルービューフォーカスで透過率は12%
真夏はこれでも眩しく感じる時があるので自分にあった最適な偏光グラスを選びましょう
ロッドケース
渡船移動中は乱雑に荷物を置く場合が多々あるので大切なロッドはロッドケースに入れましょう

画像のものはダイワのライトロッドケース155Pで、10フィートまでの2ピースロッドを入れるのに最適な大きさで気に入っています。
タイプはセミハードと呼ばれるタイプで持っていくロッドが2本、または3本入る容量のロッドケースが使いやすいと思います。
どのメーカーでもロッドを入れるだけなので気に入ったもので大丈夫です。
タックルバッグ
リールや予備のルアー類を入れておくのがタックルバッグ
大きめの方がレインジャケットや小物類を多く収納できる、30〜36リットルの容量が便利
バッカンやセミハードタイプやハードタイプまで、色々と種類があるので気に入ったもので十分です。
いずれのバッグにしろ蓋の付いているタイプでないと中の荷物が移動中に飛ばされたり渡礁時にバランス崩して中身を落とす可能性があるので、蓋付きで固定のバックルのあるタックルバッグを選びましょう

沖磯では突風で荷物が飛ばされる可能性があります。
場所によってはチャラン棒と呼ばれる鉄棒を貸し出されるのですが、その鉄棒にロッドケースやバッグなど吊るして飛ばされなくするのでショルダーベルトは装備してチャラン棒に吊るしておきましょう
レインウエア
晴天でも雨が降る場合があるので荷物になりますが持っていくのがベターです
他の人を見ると持って行ってない人が多いような・・・
クーラーボックス

釣った魚を保存するのはもちろん飲食を入れるのにクーラーボックスが必要です。
サイズ
画像にあるのはダイワのソフトクールEX4500で一番大きいサイズで容量は45リットル
一般的にはハードタイプのクーラーを使うことが多いため、容量の大きいものが便利ですが、大型のクーラーは本体自体が重く、さらに氷や飲み物を入れるとかなりの重さになります。そのため、私は軽量で扱いやすい画像のソフトタイプのクーラーを使用しています。
ソフトタイプは保冷性能がハードタイプより劣りますが、氷の量を増やすことで補っています。
重量が重いと渡礁時に苦労するため、容量だけでなく重量も考慮して選ぶことが大切です。
また磯釣りでは中型のクーラーを持参し、車には大型のクーラーを置いておくといった使い分けもおすすめです。
氷?保冷剤?
氷はバラ氷よりも板氷の方が長持ちしますが、釣行のたびに購入する必要があります。
そこで事前に飲料を凍らせたペットボトルを氷の代わりに使うと、水分補給と保冷が同時にできて便利です。
一石二鳥ですね。
また、板状の保冷剤も便利ですが、冷たさがなくなるとただの板になってしまい不要になっても捨てられず荷物になるだけです。そのため、私は予冷として、氷を入れる前にクーラーを冷やす目的で使用しています。
時間やお金に余裕がある方は、釣行時に釣具店で氷を購入するのが手間がかからず簡単です。
いずれにせよ、氷の量が中途半端だとせっかく釣った魚を傷めてしまう可能性があるので、少し多めに持っていくことを心がけましょう
その他・小物類
その他の必要なものは下記の通り
塩飴、ライター、ティッシュ、ゴミ袋、レジャーシート、傘、モバイルバッテリー、ナイフ、根掛かりブレーカー、タオル、メディカルキット、日焼け止め、ドンゴロス、プライヤー、接着剤、携帯食、冷えピタ、フィッシュグリップ、ヘッドライト、制汗ウェットタオル
持っていくと便利なものを思いつく限り書いてみましたが太字のものは必要です。
特にヘッドライトは沖磯には夜明け前の準備する際に明かりがないと不便なので忘れずに持っていきます。
スマホのライトでも出船前の準備は可能ですが、周りから見るとヘッドライトを持ってきてないと初心者丸出しなので忘れず準備しておきましょう
ラインブレーカーも「根」を狙うロックフィッシュでは根掛かりが多い釣りですので必須

予備も含め2つあると安心です。
また、これとは別に、車には着替え用の下着やTシャツ、予備の飲料を用意しておくと便利です。
渡船場に水道がない場合もあるため、ポリタンクに水道水を入れておけばタックルを洗ったり汗を流したりすることができて便利です。
船の乗り降りでは、揺れる船の舳先から荷物を受け渡すといった作業があるため、荷物が重すぎると危険です。荷物の量は程々に抑えることをおすすめします。
タックルバッグやロッドケースなど磯に渡る荷物は大きく3点までにして身軽に動けるようにしましょう

その3点の荷物、他の釣り人と間違われないように養生テープなどで保護して自身の名前を書いて他の方の荷物と区別できるようにしておきましょう
まとめ
いかがでしたか
ロッドやリールといったタックルだけでなく、ロッドケースやタックルバッグなどの装備を揃えるだけでもかなりの出費になると思います。
中には、ロッドやリールにお金をかけすぎて、ライフジャケットなどの安全装備を安く済ませようと考える方もいるかもしれません。しかし、安全装備は頻繁に買い替えるものではないため、ある程度しっかりした値段のものを選んだほうが結果的に長持ちし、安心して使えると思います。
一度装備類を揃えてしまえば、大きな出費はほとんどなくなるので、次回以降は敷居が低くなり、気軽に行けるようになるでしょう。
そして、「元を取ろう」と2度3度と通っているうちに、気がつけば沖磯の魅力にどっぷりハマって抜け出せなくなる……これは私のひそかな“深い沼”へのお誘い計画です(笑)

話が長くなりましたがSTEP3 装備編は以上です。
危険な沖磯には万全の安全装備と万全の体制で挑みたいですね。
次回予告
次回は実釣、ではなくエリア選択や渡船の予約などなど実釣の下準備の手順を紹介していきます
まだまだ続くぞ、さぁみんな付いてくるんだ(笑)
では




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