ども、どぶろーです
みなさん釣りを楽しんでますかー
週末や仕事帰りに気軽に釣りに行かれて楽しんでいる方は多いのではないでしょうか
気軽に行ける場所は見慣れた景色の中で楽しむのもいいですが今まで見たことのない景色の中で楽しめる釣りがあるんです
沖磯
このフレーズだけで敬遠する方が多くいるかも知れませんが一歩踏み出してみると新しい世界を味わう事ができるので自身の釣りのレベルアップや新たなターゲットに出会えるのでオススメです
そんな沖磯を楽しむためにいくつかのステップを踏むことで安全で楽しめるように複数回に分けて書いていきます
最初はステップ1として沖磯についての知識や魅力など基本的なところからお伝えできればと思います
沖磯とは?地磯と何が違う?
地磯について
地磯にも厳密には2種類あり陸続きで歩いて行ける地磯と渡船を使うことで行ける地磯があります
陸続きの地磯は砂浜脇の岩場や道路際にある岩場を地磯と呼び瀬戸内ではジカタと読んだりします
紛らわしいので本ブログでは以後ジカタと呼びます
もう一方は釣り座の背面に山や崖があり地続きの岩場ですが徒歩では渡れないので渡船を使うことで行くことのできる地磯もあります
変則的なとこではフェリーで車で渡り磯近くに停めて徒歩でエントリーするのもジカタや地磯と混ぜて呼ぶこともあるので紛らわしい限りです
この辺はあやふやな言い回しなので話を聞く際には「渡船を使う地磯?」と聞いておくことをオススメします
沖磯について
沖磯と聞けば誰もがイメージするように360度を海に囲まれた独立した岩場で地形や潮流の影響で魚が多く生息しており非常に人気な釣り場であり一度は体験してみたい沖磯
そんな沖磯でも一級磯と呼ばれる名礁が数多くありいつかは渡礁してみたいものです
降りれる磯は釣り方や人数、その他諸々を船長が決めて降りる磯を決めてくれます
ちなみに私が知っている優先順位は
渡船屋にとって上客ほど優遇される傾向があるので仲間を募ることが良い磯に降りる一番の近道なのかもしれません
私はソロアングラーなので一番下か二番目ぐらいですね・・・
あと四国の愛南地区では独特のルールがあり複数人のグループは独立磯の沖磯に、単独の場合は地磯に降ろされます
これは安全対策で単独では落水した時に救助ができないので強制的に地磯一択です
他のエリアでは当てはまらない場合がありますので予約の際に利用される渡船屋に確認お願いします
沖磯の魅力
これはなんといっても圧倒感
紺碧の海に広がる白いサラシ
突き抜ける青空と暴力的な日差し
大自然の圧倒感がスゴすぎて自身の存在がちっぽけなんだと知らされます
カンタンに行ける場所でないので人によるプレッシャーがあまりなくサラシが海中に酸素を送り込み地形による複雑な潮流れに深い水深と魚が大きく成長する条件が揃っているので基本に忠実に釣りをすればかなりイージーに魚に出会える確率の高さも沖磯の魅力だと思います
メリット・デメリット
自然豊かで魚に出会いやすい沖磯ですがメリット・デメリットもあります
最高の釣りができる
魚の活性もプレッシャーがない分釣れやすく複雑な地形と潮流で魚の引きは数段強く驚かされます
魚は釣れやすいとは書きましたが釣れるのはそこそこのサイズまでで規格外で驚くようなサイズを手にするにはそれなりの腕と経験、それと僅かな運が必要でそういった釣りを試すのに最高の舞台だと思います
岸釣りでは釣り禁止が増えてきている現状を考えると文句を言われず釣りができる最後の楽園かもしれません
新規のターゲットが見つかるかも
太平洋は閉鎖的な瀬戸内海とは違い釣れる魚の種類が豊富です
図鑑でしか見たことのない魚や名前のわからない魚など何種目も釣れることもあるようです
ハタ類は種類が豊富なのでコンプリート目指しすというのも面白いのかもしれませんね
邪魔されない
磯の大きさによって降りれる人数を決めるので時には他の人と釣る場合もありますが基本1人で1つの磯なので好きなように釣りができます
堤防のように横から割り込まれるといったトラブルがないのでそれだけでも十分に価値があります
費用がかかる
当たり前ですが船に乗るための料金が必要です
太平洋側に絞って話をしますと平均5000〜7000円
更に遠方となると8000円以上も掛かるところもあり渡船基地に行くまでの車のガソリン代なども考えると安くはないので頻繁に行けれないですね
上記以外にも沖磯で使うタックル、予備のタックルにラインにリーダーと消耗品が諸々
ライフジャケットやフットウエアと装備類
とにかく初期費用が他の釣りより圧倒的に高くつきます・・・
時間に制限がある
沖磯では釣りができる時間に制限があります
一般的に夜明けから14時前後までなので船に乗っている時間も考えると6〜7時間の釣りになります
また場所と季節によっては半夜や泊まりで釣りも可能な場所もあるみたいです(未経験)
危険
これは磯に限ってではありませんが磯は平坦な場所がないので歩き慣れないと滑ったり躓いたりして落水、最悪生死に関わる危険性があります
とくに波が危険で打ち寄せる波の中にバカ波と呼ばれる規格外な波がそれなりに来るので水際では常に波の動向を注意する必要があります
また磯肌も鋭利でよろめいて手を付くと刃物で切ったように怪我をするので安全に釣りができる装備が必須です
まとめ
磯の概要とメリット・デメリットをとりまとめてみました
沖磯は地域によって独自に進化したルールが存在していて私が知らないだけで四国でもまだ色々なルールや伊豆や南紀、九州や日本海と渡船屋の数だけルールがあると思います
堤防や砂浜とは違った魅力のある沖磯ですが魚が釣れやすい=危険と隣り合わせなの釣りなので経験の浅い方や釣りは慣れているけど沖磯は初めてという方の不安を少しでも取り除けるように今後も出来るだけ詳しく書いてみたいと思います
次回はステップ2、タックル編に続きます
では!
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