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初心者必見!沖磯ロックフィッシュを楽しもう STEP2 タックル編

前回から始めた沖磯でロックフィッシュを楽しむためのステップアップの第2弾

今回はタックル編になります。

本ブログを見ている方のなかにはロックフィッシュはしないけど沖磯で何らかの魚を狙いたいと思っている方も居ると思いますので狙う魚は違っても参考になる部分がありますのでよろしければ最後までご覧ください。

それではいきましょう

目次

ステップ2
タックルを揃えよう

ロッドを揃えます。

最近は各メーカーからロックフィッシュ専用のロッドが出ているので気になるロッドがあると思いますので沖磯ROCKに必要なスペックと照らし合わせて選びましょう

ロッド

いま私が使っているのは下記の通り

インクスレーベル・ガリンペイロ ティラドール 911MH

アピア・グランテージ ブルートS96H

アピア・グランテージ ブルートC90H


この3本のロッドの中でベイトの911ティラドールをメインで使用し、気分で使い分けしています。

個人的にベイトタックルが好きなのと、ボトムを丁寧に探るのにクラッチのあるベイトリールの方が理にかなっていると思っているのでベイト推しです。

この辺は好みの問題ですので無理にベイトタックルを使う必要はなくスピニングタックルでも良いですし、ご自身のスタイルに合ったタックルを使うので問題ありません。

あと沖磯というのもあってメインロッド1本だと破損した場合に取りに戻れないので安価なロッドでもいいので予備のロッドを1本持っていくことをおすすめします。

パワー

ロッドパワーはMH〜XHクラスで基本Hクラスが扱いやすいです。

水深にもよりますが28gのリグをクイックに操作でき、ヒットと同時に水深のある海底からゴリ巻きできるパワーが沖磯ROCKでは必須で、チカラで対抗できるのがHクラス以上です。

ですがパワーのあるタックルでは弱い部分にチカラが集中するので手首にダメージのある私はリスクはありますがMHクラスの911ティラドールを使うことが多いです。

アコウ用にロックライバー852や902などのHクラスのベイトロッドを所有していますが個人的にはオススメしません

使えなくはないですが想定されたシチュエーションが違い、の言葉で例えるならロックライバーはで繊細に誘って釣るのに対し、沖磯では掛けてから強引に取り込むのはが必要で、同じHクラスのロッドでもトルクや剛性の高いロッドが好ましいと思っているので今は使うことはないです。

レングス

沖磯は根が多くあり水面まで降りていけるとは限らないので長いロッドが有利です。

とはいえ真夏の磯でロングロッドを使うのは疲れるので9フィート前後がベスト

アクション

ファーストテーパーかレギュラーファースト

ファーストテーパーの方が明確なアタリを感じやすく根掛かりも外しやすいのでロックフィッシュ向きのロッドです。

レギュラーファーストはアタったと同時にアワせても魚の重さや水圧などの負荷が大きく、ロッドは思ったより曲がってしまい魚を浮かせるのが数秒遅れるので根に潜られやすく注意が必要

効率的に釣るならファーストテーパー、楽しみながら釣るならレギュラーファースト

迷ったらロックフィッシュ専用と書かれたロッドだと間違いないです。

リール

ベイトタックルが好きなのでベイトリール中心で説明します

海で使えるリールはスピニングは多々ありますがベイトリールではかなり数が少なく選択肢があまりありません。

ダイワ・シマノともに34mm径スプールのリールは種類が多いですが沖磯では不向き

小さいスプールだとドラグ値も低く、巻取り速度も遅いので150~200番の36mmスプールのベイトリールが理想です。


今使っているのが

IMZ リミットブレイカー

18ジリオン1520

HRFソニックスピード


個人的には18ジリオンがベストなベイトリールだと思っていますが廃盤で中古を探すしかなく、現状では「ソルティスト150XH」や「タトゥーラ TW 200」が手に入れやすくて扱いやすいと思います。

リールはメイン機1台に予備のリール1台、またはメイン機1台にスペアスプールの組み合わせがトラブルに対応しやすいです。

余裕があれば追加でスピニングリールも持っていくことをオススメします。


ベイトのシマノはあまり詳しくないのでアンタレスDCMDでいいんじゃないですか〜(投げやり笑)

ライン

PEラインのみ使用

メーカーはどこのものでも変わりませんのでお好きなものをドーゾ

号数

沖磯で釣れるロックフィッシュは25−50センチまででPE1.2号もあれば十分と言いたいですが沖磯は何がヒットするのが分からないのでPE1.5号が基本

個人的にはベイトタックルには太めの2号や2.5号でも良いのですが、飛距離と水深を考えるとラインが太くなるほどルアーが沈むのに抵抗になって着底がボヤケてしまうので、太くするにしても2号までが無難だと今は考えています。

長さ

使用しているベイトリールが150番なのでPE1.5号または2号を最低200mは欲しいです。

PE1.5号を200m巻いても、結んだり根掛かりを切ったりすると1釣行でかなり短くなるので150mは使いません。

釣行2回目、3回目となると更に数十メートルは短くなっているので、フルキャストすると下巻きの結び目が露出するとノットの強度に不安があるので200m巻きだと4回も使ったら150mぐらいまで短くなるのでライン自体まだ新しくとも総合的な長さが足りなくなるので新品のラインに交換した方が良いです。

とにかくラインの消耗が激しいのでコスパの良い運用をしましょう

カラー

単色のラインより根掛かりで途中で切れた場合でも、おおよそのラインカラーで失ったライン量が把握しやすいので5色カラーが便利です。

単色ラインでも問題ありません

ショックリーダー

ショックリーダーは30LB(8号)

25LBも使えますが何度も切れたことがあったので30LB基準に35LB(10号)まで用意しています。

材質はナイロンやフロロどちらでも問題なく、ナイロンリーダーが好きなので低伸度のナイロンを愛用

長さは2ヒロ(3m)

通常3mもリーダーをとれば十分ですが、場所によってはもっと長くリーダーを取らないとPEラインからザラザラに擦れるので場所によって調節しましょう

リーダーも根掛かりで消費が激しいのでメインの号数を2個、念の為にワンランク強めが1個あると状況に合わせられるので安心です。

フック&シンカー

フック

フックはジャングルジムのダンプロッカー

コチラのフックは太軸で伸ばされることもなく安心して使用できます。

サイズは#1/0~3/0

使うワームによって使い分けますが3/0は使う出番があまりないのでそれ以外のサイズを20本ずつ計40本ぐらいあれば大丈夫だと思います。

シンカー

リグはフリーリグで、シンカーもビフテキ系のハンドメイドのシンカーを使用しています。

テキサスも問題ないですが沈むのに時間がかかるので手返し重視のフリリグが最適だと思います。

重さは行く地域・場所のよって一概に言えないですが18〜35g

基本は21gから開始して水深に合わせて28gにしたりとするので様々なウエイトが必要です。


厄介なのが持っていく量

慣れないと怒涛の勢いで根掛かります。

最初の頃はどうしても根掛かりとの戦いで私も沖磯2回目に5時間で30個以上を海の藻屑にして大損害を追った苦い思い出があり、事前に覚悟はしておいた方がいいと思います。


1日の釣りで持っていく目安は下記の通り

18g 10個
21g 25個
28g 25個
35g 5個


あくまでも目安なのでご自身で個数を選んでください

慣れてくると根掛かり自体減ってくるので自然と必要な量がわかってきます


材質は鉛でOK

タングステンの方が感度はいいのですが、鉛と比べても大差ないので安い鉛で大丈夫です。

それでも「タングステン使いたいよー」とお考えの上流貴族様がいらっしゃるのならどうか使用人にお雇いくださいませ

ワーム

サイズ

ワームは3〜5インチまでのワームならどれでもOK

サイズもキジハタ用のものからバス用まで幅広いサイズでも反応が良く、スリムなものからファットなものまでと眼の前に落とせさえすれば反応するので根魚らしい釣りができます。

とはいえコンスタントにアタリが出るのは3.5インチくらいまで

カラー

絶対的なカラーはなくローテーションさせその時にあった色を見つけると連発しやすいです

オレンジやアカキンのアピール系から初めて反応がない場合は、クリアやブルーシルバーなどナチュラルなカラーで探ること反応があると思います。

意外なカラーで爆る可能性があるので秘密のカラーを知っている方はコソッと教えて下さい

タイプ

アカハタやオオモンハタは小魚や甲殻類、またはイカやタコまで幅広いエサを捕食しています

キビナゴを捕食していると思えばシャッド系やグラブ系、カニやエビを食べていると思えばクロー系など使い分けます

種類の多いエコギアで言えばグラスミノーやバルト、バグアンツにキジハタホッグなど

エコギア以外ではスワールテールシャッド、キャラメルシャッド、ハタ喰い蝦、スタビシャッドなどソルト用以外にもブラックバス用まで視野に入れると多彩なワームがあるのであれこれ悩みながら揃えていくのも楽しいですよ

ワームに関しては余裕のある時に記事にしたいと思います

まとめ

これでロッドからルアーまで説明できたと思います。

同じロックフィッシュでも内海と外洋とでは全てのタックルがワンランク強い物が必要で、ハードな環境と荒磯で育った魚のパワフルさに負けないタックルの準備がいかに重要だと理解できたかと思います。

釣り方やタックルなどネットで調べれば多くの記事が見つかりますが、どこか模範的な内容で間違ってない内容だと思いますがどぶろーがトライ&エラーから導き出した考えを基に少しクセのある内容になっていると思いますが、特徴のある内容だったのではないでしょうか?

まだまだ経験が足りないのでこれから経験値を積むごとに考えに変化があると思いますが、今のところ基本を外していない考えだと思っています。

次回予告

タックルや装備に関してステップ2で書こうと思いましたが長文になってしまいましたので装備についてはステップ3にて説明したいと思います

皆様に役立つ内容だと感じていただけたら幸いです

では!

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