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インクスレーベル ガリンペイロ911 ティラドール インプレ|地磯アカハタで実釣レビュー【ロングベイトロッドの遠投&感度】

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こちらの記事は以前レビューした記事を元に別日の画像を混ぜて現在のスタイルに沿って再編集したものになります。

首を長くして待ってたインクスレーベルの「ガリンペイロ911 ティラドール」
沖磯デビューの前に、まずは地磯で初おろししてきました。

長尺ベイトロッドながらもハードロックフィッシュも想定して作られたモデルということで、アカハタ狙いの実釣に投入。実際に魚を掛けてみてどう感じたか、遠投性能・感度・パワーを現場目線でインプレしていきます。

目次

ロッド概要+スペック解説

リアグリップに滑り止めテープを巻いています

インクスレーベル ガリンペイロ911 ティラドール FXB-GP911MH

スペック

レングス:9.11ft
パワー:MH
ルアー:14〜60g
ライン:PE 1.2〜3号
自重:240g
継数:3ピース

そのレングスからは想像できない、誰でも扱いやすい軽快な取り回しとキャスタビリティを併せ持つロングベイトロッド。軽快さが生むボトム感知能力を活かしたロックフィッシュゲーム、小〜中型青物までを視野に入れたプラッギングやライトショアジギングなど、さまざまな釣法にバーサタイルに対応。その扱いやすさと遠投性能で、堤防から磯・サーフまで、あらゆるフィールドのポテンシャルを引き出す「金鉱発掘人(ガリンペイロ)」の名にふさわしい一本だ。

引用:https://www.inxlabel.com/portfolio-item/gp_tirador-2/

第一印象

「軽い」

約10フィートという長尺ベイトという希少なロッドで、見た目の想像より自重は軽く、良い意味で裏切られます。240gという軽さもあり、振り抜けも軽快そのもの。

ロックゲームだけじゃなくプラグやライトショアジギングまでカバーできる万能型
インクスらしい“遊べる設計”って印象を受けます。

キャストフィール

ハードロックフィッシュでメインに使う30gのジグヘッド+ワームをキャスト

9.11ftを活かした飛距離は文句なし。

ロッド全体がスムーズに曲がるので、投げてて気持ちよく、次を早く投げたいと思わせる「曲げて飛ばす」のが、やみつきになるキャストフィールです。

横風が吹いてもラインコントロールしやすく、試しにミノーを投げてみましたが、ヒラスズキ専用ロッドに迫る高レベル。

ロングロッドながら「バーサタイルベイト」という言葉が”しっくり”くるロッドです。

実釣シーン(アカハタヒット!)

実釣

ボトムをしっかり取ってからリフト&フォールを繰り返していると、「コンッ」と明確なバイト!
素早くフッキングを入れると、根に潜ろうとするアカハタ特有の突っ込みが伝わってきました。

しっかりと魚を浮かせ、根に潜られる前に主導権を握ることができMHクラスの張りがありながらも、ティップはほどよく追従するため、ファイト中も安心感があります。

小さいながらもアカハタをキャッチ成功!初実釣でしっかり結果を出せました。

この日はサイズは出なかったものの数はそこそこ釣れて、強風時でも明確にアタリのとれる高感度な長尺ベイトロッドとして今後の期待を抱かせる満足のいく釣行となりました。

トルクあるハタの引きに負けないロッドパワー

磯場からのロックフィッシュゲームを想定した一本で、バットパワーは十分

サーフから90センチ近いブリでも余力を残したままランディング可能なほど、ポテンシャルの高さが際立ちます。

それでいて操作性も損なわないように設計された9フィート11インチと相まって、メインに使う30gのリグから50gのジグまで違和感なく扱えるパワーとテーパーデザインが光ります。

ロングロッドを意識させない高感度設計

地磯からのハードロックフィッシュゲームにおいて、ロッドの「感度」は釣果を大きく左右します。
特に複雑に入り組んだ岩礁帯では、

  • リグが岩に触れる感触
  • 魚のバイトを瞬時に判別できるか

この差が根掛かり回避アワセ成功率に直結します。

実釣で感じた感度の高さ

実際に「ガリンペイロ911 ティラドール」を地磯で使用してみると、ティップからベリーにかけてのしなやかさが絶妙。
その結果、海底の凹凸や僅かなアタリまでもが明確に手元へ伝わってきました。

感じ取れた情報の一例は↓

  • 岩肌をリグがかすめる 「コツッ」 という感触
  • ワームを吸い込んだ瞬間の 「モゾッ」 とした違和感
  • 根に潜ろうとするアカハタの 初動の圧力

これらを足場の荒い地磯からでもしっかり判別でき、アワセのタイミングを逃さず決めることができました。

911というレングスによる優位性

①飛距離性能の高さ

  • 長尺の恩恵でルアーにしっかりと加速を与えられ、同じウェイトでも飛距離が伸びやすい。
  • 地磯からは沖のブレイクや根回りを狙うことが多く、届く範囲が広がるのは大きなアドバンテージ。

② 根ズレ回避能力

  • 高い位置からラインをコントロールできるため、ラインが岩に擦れるリスクを軽減できる。
  • 足場の高い地磯でも、ロッドを立てることで魚を素早く浮かせ、根に潜られる前に制御しやすい。

③ 波・サラシへの対応力

  • サラシや波気のあるポイントでも、ロッドを高く構えられるのでラインスラックを出しにくい。
  • ルアーの操作性が安定し、バイトを明確に感じ取れる。

④ 多彩なリグ操作が可能

  • ロングロッドは「リフト&フォール」や「スイミング」時にルアーへ自然なアクションを与えやすい。
  • 広範囲を探る展開に強く、アカハタ・オオモンハタの回遊や待ち伏せポイントを効率的に攻められる。

⑤ 魚を寄せるリーチの長さ

  • ファイト時に魚を浮かせやすく、取り込みも有利。
  • 特に高場の地磯では「あと一歩届かない」という場面でロッドの長さが役立ちます。

あえて書くデメリット

取り回しの悪さ

テトラ帯や足場の低い地磯で、長尺ロッドを振り回すとバックキャストの時に後ろの岩や草に引っ掛かりやすい。

重量感(疲労の蓄積)

1日中、30gクラスのリグを遠投して底を探る釣りでは、振り抜きの際の手首や肘への負担が大きくなる。夕方には「あと数投したいけど腕がパンパン…」となって集中力が途切れがち。

風の影響を受けやすい

向かい風の強い日、キャスト時にロッドが長い分だけ空気抵抗を受けやすく、振り抜きの安定感が落ちる。結果、飛距離が安定しないだけでなく、糸フケも増えてボヤけた釣りになってしまいます。

【まとめ」

このロッドはこんな人にオススメ

遠投性能とバットパワーを兼ね備え、実釣でもしっかり魚を浮かせることができるので、ロックフィッ「ガリンペイロ911 ティラドール FXB-GP911MH」は、地磯でアカハタを狙う上で間違いなく頼れる一本です。

遠投性能とバットパワーを兼ね備え、実釣でもしっかり魚を浮かせることができるので、ロックフィッシュはもちろん、オオモンハタやヒラスズキなどのターゲットにも対応可能。

特にこんな方におすすめです。

  • 地磯からのハードロックフィッシュゲームを本格的に始めたい方
  • 強引な突っ込みにも負けずに安心して魚を浮かせたい方
  • 遠投と操作性を両立したバーサタイルベイトロッドを探している方

地磯での攻めの釣りを存分に楽しみたいアングラーには、手放せない相棒になること間違いなし。

「遠投もパワーも、感度も妥協なし。地磯のアカハタもヒラスズキも、この一本で攻略せよ!」

では!

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