26セルテートHDを選んだ理由

今回購入したのは、ダイワ 26セルテートHD。
狙いは外洋のロックフィッシュ。
- アカハタ
- オオモンハタ
- そして、いつかは挑戦したい――スジアラ
軽さよりも耐久性。
繊細さよりも剛性。
そんなことを考えながらリールを探していて、セルテートHDが気になりました。
※今回は実釣前、開封直後のファーストインプレッションです。
開封してまず感じたこと

箱から出してまず思ったのは、「しっかりしているな」という印象。
モノコックボディらしい一体感があり、見た目からも強さを感じます。
所有感はかなり高めです。
LT5000D-CXHの自重は260g。
フルメタル構造ですが、持ってみると極端に重いわけではありません。
外洋ロックのようにある程度パワーを掛ける釣りなら、ちょうど良さそうな重量だと感じました。
巻いてみた第一印象

ハンドルを回してみると、とても滑らか。
ただ、いわゆる“超軽巻き”ではありません。
どちらかというと、しっとりとした安定感のある回転フィール。
金属ローターの影響なのか、巻きに芯がある感覚。
個人的には安心感につながる回転性能でした。
負荷を掛けてこそ真価を発揮するリール

ラインを巻いてみました。
ハンドルを回すと、空回しとほとんど差はありません。
テンションを掛けても巻きの感触が変わらないのは、高負荷でも安定している証。
ラインを巻く際に糸巻き量を見誤って何度か巻き直しましたが、その過程で購入時より軽くなった印象。
使い込めば、さらに馴染みそうです。
ダイワは「金属ローターは重くなる」としながらも、エアドライブローターの採用で「低慣性と操作感を両立した」と説明しています。
19セルテートでたわみを感じ、24セルテートで剛性を実感。
そして26セルテートHDでは、剛性の上限に近づいたように感じています。
「強い魚を掛けても大丈夫」という心理的な余裕があるのは大きいです。
コンパクトボディでない5000番もオススメ
低慣性は本当にメリットか?
正直に言えば、エアドライブローターではない22ステラで、私は十分満足していました。
むしろ、それよりもさらに低慣性になることが、自分の釣りにとってプラスなのかは疑問でもある。
外洋ロックのようにゴリ巻き前提の釣りでは、
“軽さ”よりも“止まらず回り続ける粘り”の方が重要。
そう考えると、単純な低慣性化が必ずしも正義とは言い切れない。
この辺は実釣してみてから判断します。
少し深堀り 低慣性がデメリット?その理由
スピニングリールにおける「低慣性」(軽い力で巻ける)は、一般的にはメリットとされます。
アジングやメバリングのような軽量リグの釣りや、流れの変化を読むシーバスでは、巻き出しの軽さやレスポンスの良さが武器になる。これは間違いない。
しかし、中・大型の外洋ロックフィッシュでは事情が違う。
ヒット後は、とにかく主導権を渡さずに巻き続ける“ゴリ巻き”が前提。
ドラグを出さず、一瞬でも止まれば魚に体勢を立て直す隙を与えてしまう。
そういった状況では、低慣性のリールは負荷変化に敏感な分、魚の突っ込みや抵抗の変化で回転が止まりやすい。

実際にダイワ 24セルテートを使っていた際も、魚の抵抗が変わるたびに巻きが一瞬止まることが多々起こりました。
その“間”が気になり、結果としてより慣性があり、負荷変動でも回り続けやすいステラを好んで使うようになりました。
繊細な釣りでは、低慣性は確かに武器になる。
しかし、制圧力が求められる外洋ロックでは必ずしも正解とは限らない。
求めているのは、軽さではなく――
負荷が変わっても止まらず回り続ける“粘り”。
魚に反撃の隙を与えないための回転の持続力こそが、私にとってのリールの絶対条件。
だからこそ今回のダイワ 26セルテートHDには、その粘りと制圧力をダイワの思想でどう表現しているのか、強い期待を持っています。
ロックフィッシュアングラーとしてスピニングリールに求める性能――
この考え方が、今回セルテートHDを選んだ最大の理由です。
26セルテートHD vs 22ステラを比較してみて

両者ともにフルアルミボディのハイエンド機。
とはいえ、本来はコンセプトが異なるため、単純比較するリールではない。
それでも個人的には、どうしても気になってしまう存在です。
先に言ってしまうと、22ステラは売却しました。
不満があって入れ替えたわけではない。
理由は単純で、リールをダイワに統一したかったから。それだけ(笑)
それだけだと説得力がないので軽く説明を(笑)
巻きの質感や賛否両論のある蜜巻きなど総合的に見ると個人的にステラが上かな
それでも売却したのはステラである必要がなくなったから。
ダイワ機でステラと同等の剛性を手に入れたセルテートHDはステラと同等、いや凌駕したと感じれたことがなにより大きい
最終的には“思想や好み”の部分が大きいと感じています。
重量について

軽くはない。
手に持った瞬間にずっしり感はある。
ただ、外洋ロックは
PE1.5〜2号前後、20〜40g以上のリグ、強めのロッド。
というセッティングになることが多い。
選ぶべき番手 間違えない選択
26セルテートHDを選ぶうえで、一番悩むのが番手だと思います。
購入したのは26セルテートHD5000D-CXH
外洋ロックでは、PE1.5号が基準になることが多いと考えています。
そのため、まずは1.5号を軸に番手を選びました。
巻き量については、最低でも200m、できれば300mあると安心できる長さだと思っています。
この条件で考えると、適正サイズは4000CXH。
ですが、私のおすすめは“ちょうど良い番手”ではなく、ワンサイズ上の5000D-CXHです。
なぜワンサイズ上を選ぶのか。
それは、将来的にPE2号を巻く可能性があるからです。
「大は小を兼ねる」と言いますが、まさにその通り。
ジャストサイズを選ぶと、ラインを太くしたときに巻き量が足りなくなる可能性があります。
そのバランスを考えれば、この重量は許容範囲内。
むしろ、それ以下の軽さだと先重り感を感じると思うので軽くもなく、重くもないベストな重量だと言えます。
ステラC5000XGとセルテート5000D-CXHは似た番手であり、偶然にも自重も同じ260g
ステラから乗り換えるユーザーにも違和感のない自重だと思います。
一方、ワンサイズ上ならPE2号、場合によっては2.5号まで視野に入る。
より大きな魚への対応力も上がります。
その予定がなくても、大型の青物が掛かる可能性はゼロではありません。
ラインキャパに余裕があることは、精神的な安心感にもつながります。
結論
「大は小を兼ねる」
価格の高いリールだからこそ、ジャストサイズよりも対応幅の広いワンサイズ上を選ぶ。
結果的に、そのほうが長く使えると感じています。
セルテートHD ドラグ性能・ハンドル・ノブ、ベール
ドラグ
ATDの滑り出しはスムーズ。
ロックフィッシュではドラグを出す場面は少ないですが、安心材料としては十分です。
一点だけ気になったのは、ドラグノブが樹脂製なこと。
ここが金属なら、より統一感があったかもしれません。
ハンドル
EVAパワーライトノブは握りやすく、実釣向きだと感じました。
クランクベール
ベールは角度のついたクランクベール搭載。
これによりラインローラーへの確実な糸送りを実現するのは地味にうれしいですね
SW機との違いについて
ダイワ・シマノともに、汎用機には5000番があります。
SW機にも4000〜5000番があり、番手だけを見ると被っています。
「それだけ剛性が欲しいなら、最初からSW機でいいのでは?」と思う方もいるはずです。
しかし、番手が同じでも代替にはなりません。
SW機は大型魚前提の設計で、自重も巻き感もヘビー寄り。
外洋ロックで日常的に使うには、やや過剰に感じる場面もあります。
一方、ダイワ 26セルテートHDは汎用機でありながら高い剛性を持たせたモデル。
軽快さを完全に失わず、それでいて根に潜る魚に対応できる強さがある。
番手は同じでも、設計思想が違う。
だからこそSW機の代用ではなく、セルテートHDという選択になる。
この“ちょうどいい剛性”こそが、唯一無二だと感じています。
現時点でのメリット・デメリット

メリット(開封時点)
- 剛性感は明らかに高い
- 巻き心地は滑らかで安定感あり
- 所有感が高い
- パワーファイトを想定した安心設計
デメリット(現時点)
- 軽量志向の人には重い
- ライトゲームには明らかにオーバースペック
- 価格は安くない
総評

26セルテートHDは、軽快さよりも安心感を重視したリールという印象です。
汎用機ともSW機とも少し違う、独自の立ち位置。
ロックフィッシュ対応の実戦機として、完成度はかなり高いリールだと感じます。
実釣してみてどう感じるか。
その結果は、また改めて追記したいと思います。
今後の使用予定
まずはアカハタ、オオモンハタで実戦投入。
そしていつか――
スジアラを掛けるその日まで使い込む予定。
実釣インプレは改めて追記します。
本記事はあくまで「開封直後のファーストインプレッション」。
実釣によるインプレをご期待ください。



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