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瀬戸内アコウ攻略で使えるのか?ロックライバー7G B832H実釣インプレ|激流・根掛かり・大型対応力を検証

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瀬戸内のアコウ釣りでは、単純に強いだけのロッドでは十分とは言えません。

流れのあるポイントで7〜14g程度のリグをボトムまで届け、底質の変化や小さな違和感を感じ取りながら、掛けた瞬間に根へ突っ込む魚を止めるパワーが必要になります。

そんな「感度」と「操作性」、そして「獲るためのパワー」を求めて選んだのが、メジャークラフトのロックライバー7G B832Hです。


目次

総合評価 – ロックライバー7G B832H

ロックライバー7G RV7-B832H
総合評価
( 5 )
メリット
  • ボトム感知が鋭い
  • 流れの中でも操作しやすい
  • 瀬戸内アコウを狙うべく考えられた設計
デメリット
  • ハリの強さから使いづらく感じる
  • 価格が高い
  • 流通量が少ない

結論から言うと、ロックライバー7G B832Hは瀬戸内の流れの中で、ボトムを感じながら繊細に魚を掛けていく釣りに向いたロッドです。

誰でも簡単に扱える万能ロッドではありませんが、状況を読みながら攻める釣りでは大きな武器になります。

ロックライバー7G B832Hのスペック

まずはスペックをご覧ください。

ロックライバー7G B832Hは、8フィート3インチのベイトロッドのHクラス。

特徴は様々なシチュエーションに対応できながらも張りのあるブランクスです。

レギュラーファストながら全体的にはパリッとした仕上がりで、リグ操作や底質の変化を感じ取りやすい設計になっています。

適合PEラインは「0.8〜3.5号」とありますが、実際の瀬戸内アコウではPE1〜1.5号前後が扱いやすいです。あくまで表示号数はガイドの大きさの目安程度と思ってOK。

またスペック表にはありませんが、ガイドは7Gシリーズすべてチタン素材を採用、リールシートは最新のモデルを採用など妥協のない仕上がりのロッドとなっております。

購入理由|最初は買う予定ではなかった

実は最初、7G832Hを購入する予定はありませんでした。

すでにロックライバー5Gシリーズを所有しており、5Gでも問題なく瀬戸内アコウを楽しめていたからです。

「ブランクスが新しくなっただけで、そこまで変わるのか?」というのが正直な印象でした。

しかし実際に触ってみると、その考えは大きく変わりました。

7Gは単純な上位互換ではなく、狙っている釣りの方向性そのものが違うロッドだと感じたため購入しました。

なぜロックライバー7G B832Hを先にレビューするのか

ロックライバー7Gシリーズで5月に発売されたB832H、B882XH、そしてスピニングモデルの962XXH。

私はこの3本を購入しました。

その中で、今回最初にB832Hをレビューする理由は、単純に購入した順番や一番気に入ったからという理由ではありません。

瀬戸内のアコウゲームでは、潮流や水深、足場など状況が変化する場面が多くあります。

その中で、まず一本を選ぶならどれか?と考えた時、私が最も使用頻度が高くなると感じたのがB832Hでした。

8フィート3インチという扱いやすいレングスとHパワーの組み合わせ、そして操作性と対応力のバランス。

このバーサタイル性こそがB832Hの大きな魅力だと感じています。

5Gと7Gの違い|万能型から攻略型へ進化したロックライバー

5Gと7Gの大きな違いは、ロッドの方向性です。

5Gは幅広い状況に対応できるよう、ティップにしなやかさを残した扱いやすい設計でした。

一方7Gは、その「余裕」を抑え、より積極的に操作するための張りを持たせた設計になっています。

そのため5Gから持ち替えると、最初は「硬い」と感じるかもしれません。

しかしこの硬さでもある張りはデメリットではなく、激流の中でリグを意図した方向へ動かし、ボトムの変化を感じ取るために必要なものです。

自重に関しても5Gに比べ20g増。

数字だけ見ると増加しています。しかしロックフィッシュでは単純な軽さだけでなく、先重りの少なさや操作時のバランスが重要なので、自重が増えたことによってトータルバランスに貢献しているのでは?とプラスに考えています。


つまり7Gは5Gの上位互換ではなく、5Gとは違う答えを持ったロッドだと感じています。

なぜ7Gは張りを持たせた設計なのか?

ロックライバー7Gを触ってまず感じるのは、ブランクス全体の張りです。

しかし、この張りは単純に硬くしたものではありません。

5Gでは幅広い状況に対応するため、ティップのしなやかさを活かした扱いやすさがありました。

一方7Gでは、そのしなやかさを少し抑え、アングラー側から積極的に操作するための張りを持たせています。

この張りによって、流れの中でもリグの向きや底質の変化を感じ取りやすくなり、狙った場所へ送り込む操作性につながっています。

実際に使っていると、流れの中でもリグをまるでピンセットでつまんで動かしているような感覚があり、自分が思ったコースへ送り込みやすい印象を受けました。


ただし、ティップまで完全に硬いわけではありません。

適度なしなやかさを残すことで、リグを軽い力で持ち上げる反発力と、小さな違和感を拾う追従性を両立しています。

5Gのような扱いやすさを重視したロッドとは方向性が違い、7Gは流れの中で積極的に操作して掛けにいくためのロッドです。

チタンガイドを纏ったアコウ攻略ロッド

チタンガイド搭載

チタンはステンレスより軽量で、錆にくい特性を持った素材でハイエンドロッドによく使われています。

今回の7Gはチタンガイドを搭載しており、ロッド先端側の重量を抑えることで操作時の軽快さにつながり、結果として感度面にも良い影響を与えていると思えます。

最新のFuji製のリールシートを採用

ロックライバー7G B832H Fuji製リールシート

手にしっかりと馴染む形状は長時間の釣りにおいて疲労感やフッキングにおける力の入れやすさにも貢献していると思います。

実際のところ釣りの最中に手が痛くなったりリールナットが緩んだりすることはなく快適に釣りに集中できています。

なによりッコいい ←これがすべてでしょう(笑)

7G832Hキャスト・ウエイト別の使用感

メジャークラフト ロックライバー7G B832H ベイトロッド

近年のアコウ釣りでは、人気ポイントほどプレッシャーが高くなっています。

そのため、少しでも沖のフレッシュな魚へアプローチするためには、キャスト性能も重要な要素になります。

ここからはリグウエイトによる使用感についてお伝えします。

5〜10g

瀬戸内のオカッパリアコウでは使用頻度が高いウエイト帯です。

激流で軽めのウエイトを扱うのが瀬戸内アコウの特徴で、その中核をなすウエイト帯が5-10g

7G832Hで5gは少し慣れが必要に感じますが、7-10gとなるとロッドにリグの重さを感じやすくなるウエイトでキャストもロッドの反発力を活かしやすくなり飛距離も5G852Hより上回ることが多くなります。

14〜21g

このウエイトを使いたくなる状況は激流や遠投を目的としたウエイトです。

重たいほど遠投はできますが操作感を考えると14gが上限で、それ以上のウエイトは瀬戸内アコウにおいては例外といった感じです。

タックルバランスや風向きにも左右されますが、14gクラスなら十分沖のポイントまで届かせることができ、根掛かりを回避させつつ操作できる上限だと個人的には考えております。

28g以上

この重さになると瀬戸内ではジグヘッドをスイミングで使うと予想されます。

テキサスリグなどボトムを叩く必要な釣りで28g以上のリグも使えるのですが、あまり快適性は感じず、より適したロッドで使うのが最適ではないでしょうか

このようなウエイトを使うには同シリーズのB882XHがより快適に使えると思います。


この7Gは高弾性ブランクスによる張りと、戻りの速い反発力が大きな武器です。

キャスト時にはしっかり荷重を乗せる必要がありますが、一度タイミングを掴めば、その反発力がルアーを力強く押し出してくれます。

特に10〜14g付近では、ロッドが素直に戻ることで初速が乗りやすく、飛距離にも貢献していると実感しました。

感度|結果につながるボトム感知力

ロックフィッシュを狙うのに必要な要素である感度。

底の質感、障害物、潮流の変化を感じて釣るのがロックフィッシュゲームです。

ロックフィッシュゲームにおいて、感度は最も重要な性能の一つです。

底質の変化や障害物、潮流の強弱など、目に見えない海中の情報を感じ取りながら組み立てていくのがロックフィッシュゲームだからです。

アコウ狙いでは、

「コンッ!」

という明確なバイトだけでなく、

「ん?重い?」

と感じるような僅かな違和感まで拾える”情報量の多さ“が釣果を左右します。

この違和感を読み取れることが非常に重要です。

例えば、リグが根に触れた時も、単に「何かに当たった」ではなく、岩の硬さや大きさ、根の張り出し方までイメージできるようになります。地形を把握できれば、次のキャストコースや攻め方の引き出しも増えていきます。

また、「ヌッ」と重くなる感触が海藻なのか、それとも居食いしたアコウなのか。この判断がしやすいのもロックライバー7Gの魅力です。

実際に使っていて驚いたのは、ボトムを転がるリグの様子や潮流によるテンション変化まで手元へ伝わってくることでした。使い込むほど海中の情報量の多さに感心させられ、「見えない海底をイメージする」という意味で非常に優れたロッドだと感じています。

得られる情報が多いからこそ、リグをどこで止めるか、どこでアクションを入れるかの判断もしやすくなります。

では実際に、その感度が釣果へどう結び付いたのか。

ここからは実釣インプレで詳しく紹介していきます。

実釣インプレ(瀬戸内アコウ編)

釣行回数が少ないので魚は少ないです・・・

背景は一部加工しています。

記念すべき初アコウ

流れのある堤防の先端から沖にキャストして足元の敷石の手前で「モゾっ」としたアタリを捉えた1匹

明確なアタリはどんなロッドでも捉えることができますが、不明確・違和感といった、いつもと違う感触を捉えることができるのはロックフィッシュロッドの特徴でもあります。

さらに追加

そういった不明確で根に触れているのか魚なのか判断しにくい場合でも、即座にアタリと分かるのは経験などもありますが、タックル、特にロッドの感度というのが非常に有効となってきます。


別日のアコウ

ロックライバー7G B832H 実釣で釣れたアコウ

サイズは測ってないけど40前半

瀬戸内でも水深のある堤防で釣れた1匹

フリリグで遠投して何事もなく敷石との境目辺りまで来た時に、フッとリグのテンションが抜けた違和感をアワセて獲った価値ある1匹

これまでそういったアタリで釣れたことがなかったので驚きましたが、7Gの感度があってこそだったのかな?と思ってます。


アコウ以外の魚

流れを利用してドリフト中のダウンに入った時にマジックシャッドをひったくっていった元気なマダイ

ロックライバー7G B832H 実釣で釣れたマダイ
小さいけどよく引いたマダイ

サイズは小さいものの、感度の良い7Gで掛けるとダイレクトに引きを感じるので楽しくファイトできました。

色違いでクロダイ

色が違うだけで落胆したのは、ここだけの内緒(笑)


しまなみアコウ

活性は低く、大きなアクションでは反応しなかったので小さく小刻みなアクションの後に小さくコンっと明確なアタリは、本命のアコウと確信を持ってゴリ巻きでゲット

832Hで程よいテンションを受けながら潮が流れているので期待できそうな予感

ついにランカーアコウの登場か?

最後は上のアコウに続いて釣れたアコウ

49センチ、痩せ具合から産卵後の個体でしょうか

40cm後半クラスのアコウの突進もしっかり受け止めてくれました。

根にリグが軽く触れ、根掛からないように根の輪郭をなぞるようにリグを軽く上昇させ、根の際に落とし込んだ瞬間にカウンター気味に「ドン」

根から離れないようにリグを根の凹凸を感じながら操作できる感度があったからこそ、根の際に落とせれた7G832Hの感度の良さが際立った1匹

掛けた直後から一気に根へ突っ込もうとする強烈な引きでしたが、ロッド全体でしっかり受け止めながら主導権を与えず寄せることができ、最後は普段はしないのですが、堤防からぶち抜いたのですが、不安を感じないロッドのパワーを体験する出来ごととなりました。


ロックライバー7G B832Hは、瀬戸内アコウゲームで必要になる「感じ取る力」と「掛けてから獲る力」を高い次元で両立したロッドです。

強い流れの中で7〜14g程度のリグを操作し、底の変化を読みながら魚を掛ける。

そんな攻める釣りをしたいアングラーには、大きな武器になる一本だと感じました。

ロックライバー7G B832Hがおすすめな人

向いている人

・瀬戸内の流れの中でアコウを狙いたい人
・40cm以上の大型アコウを本気で狙う人
・ボトムの変化を感じ取る釣りが好きな人
・感度を武器に攻略したい人
・掛けた魚を根から引き離すパワーが欲しい人

向いていない人

できるだけ低価格で始めたい人
柔らかく扱いやすいロッドが好みの人
5Gシリーズのしなやかな使用感が好きな人


特に現在5Gシリーズを使用していて不満がない場合、無理に7Gへ買い替える必要はないと思います。

ロッド性能の優劣ではなく、自分の釣り方に合うかどうかが重要です。

まとめ|ロックライバー7G B832H

ロックライバー7G B832Hは、誰にでも扱いやすい万能ロッドというより、瀬戸内の流れのあるフィールドでアコウを狙うために作られた攻撃的なロッドだと思えます。

7〜14g程度のリグを中心に、流れの中でボトムを感じ取り、狙った場所へ送り込んで魚を掛けていく。

そんな釣りを楽しみたいアングラーには、大きな武器になる一本です。


私自身、B832H・B882XH・962XXHの3本を購入しましたが、その中でもB832Hは瀬戸内アコウゲームの中心となる一本。

地面に横たわるアコウとタックルを並べて撮影

初めて瀬戸内アコウ用に1本選ぶなら、私は迷わずB832Hをおすすめします。

激流、遠投、堤防、磯と幅広く対応でき、瀬戸内という変化の多いフィールドでは最も出番が多くなる1本だと感じたからです。

一方で、深場や重量級リグを主体とした釣りならB882XHという選択肢も十分魅力があります。

状況への対応力、操作性、掛けてから獲るパワー。
そのバランスこそが、ロックライバー7G B832H最大の魅力だと思います。

近日中に7G882XHも公開予定です。

今回の832Hと882XHで悩まれている方も多いと思いますので、もうしばらくお待ちください。



次の記事が公開されるまでお暇な時にどうぞ!

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