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【発売間近】土居プロと挑む!未発売ロッド『ロックライバー 5G RV5-982XH』で狙うアカハタ実釣インプレ

ご縁あって、発売前に沖磯での実釣テストで試すことができた、ハードロックフィッシュファン待望のロングスピニングモデル。

メジャークラフト「ロックライバー 5G RV5-982XH」

店内でロックライバー5G 982XHを手にした時の画像

今回は、まだ一度だけの使用による第一印象レビューです。

詳細な評価は今後の実釣を重ねた上で改めてお届けしますが、ロックフィッシュ好きの筆者が率直に感じたインプレッションをシェアしたいと思います。

それでは、いってみましょう!

目次

スペック

  • 全長:9.8ft
  • 仕舞寸法:153 cm
  • 自重:164 g
  • 対応ルアーウェイト:10 〜 65 g
  • PEライン対応号数:0.8 〜 3.5号
  • アクションタイプ:レギュラーファースト(RF)
  • ガイド:ステンレスフレーム Sicガイド

磯場やシャロー帯でのロックフィッシュのランカーサイズとの駆け引きを想定したモデル。9.8フィートのレングスはロングキャスト性能はもちろん、岩礁帯でのハタ系・ソイ系狙いや足場の高い堤防やサーフからのアイナメ狙いでも遠投性能・フッキングパワーを活かしてフレッシュな大型個体を探し当てたり、ディープエリアでもフッキングパワーを伝え、大型魚特有の強烈なツッコミも強靭なバットで受け止めファイトを有利に進めることが可能です。また7g のテキサスリグから50gのフリーリグ、40gまでのジグヘッドでの巻きの釣りなども想定しており堤防足回りや沖磯激流ディープなどポイントに合わせて幅広い展開が可能です。

引用:https://www.majorcraft.co.jp/5g/rockliver

ファーストインプレッション

発売前から注目していた人も多いと思いますが、実際に振ってみると“ただのパワーロッドじゃない”と感じさせる驚きがありました。ロックフィッシュ好きとして、この衝撃はぜひ共有したい……そんな気持ちで書いています。

脅威の軽さ

まずはイベントで手にした発売前の製品版を触った第一印象は「軽っ!」

ロッドのみですが9.8ftという長さとは思えないほどの軽さ
本気で獲りに行くガチンコロッドのようですが驚くほど自重は軽く、これでトルクのあるハタ属の引きを耐えられるの?と困惑しました。

他社とは一線を画く繊細なティップ

YouTubeチャンネル「エンジョイソルト」でも紹介されましたが、実釣で触れてみると想像以上の繊細さ。ティップが絶妙に柔らかくアカハタ、オオモンハタのカウンターで来るアタリを弾きにくい設計になっています。

特に口周りが柔らかいアカハタをゴリ巻きで寄せるときにありがちな口切れによるバラシを防ぎ、安定してキャッチ率を高めてくれます。

さらに、通常なら柔らかいティップは深場で30〜40g以上のリグを扱うと入りすぎて操作性が落ちるデメリットがありますが、このロッドは別物。

982XHは、徹底的なテストを重ねた設計によって操作性を損なわず、根掛かり回避やリグ操作も快適、まさに「実戦的な柔軟性」を備えた唯一無二のティップと言えるでしょう。

実釣(エンジョイソルトに同行)

朝イチからロッドをお借りして実釣してみました。

実際にリールを装着し、30gジグヘッドをキャストしてみると、イベントでの印象よりやや張りが強く、実戦での操作性を考慮したチューニングだと感じました。

早朝の太平洋の沖磯から見る朝焼け

この日の沖磯は、ご覧のように波も強く、かなりのバッドコンディション。
水深は30m、潮流は「しまなみ級」といえるほどの激流。

タックルは普段通り、PE1.5号+リーダー30lb。リグはフリリグの30gを使用しましたが、気を抜けば着底が分からず根掛かりが連発するであろう悪条件……。

しかしロックライバー 5G RV5-982XHは驚くほどの感度を発揮。

しっかりと着底のシグナルを手元に伝えてくれるので、激流下でもリグをコントロールでき、ストレスなく釣りを展開することができました。

遠投性能を活かしたシーン全般

足場の高い堤防やサーフ、沖磯などからもレングスを活かした高い遠投が可能。

特に足元の届かないポイントもルアーをしっかり届けることができ、ロックフィッシュのランカーサイズを狙う上で有利に働きます。

瀬戸内の遠浅のゴロタ浜などからアコウ狙いで7gのリグを遠投して狙うことも出来るであろうティップは軽量なリグを操作しやすく、ベリーからバットにかけての強靭なリフトパワーで主導権を与えることもなく釣りが可能に思えます。

幅広いリグ対応力

10g〜65gというルアー重量対応の広さから、ジグヘッド、テキサスリグ、フリーリグから巻き物まで、多彩な釣り方に対応可能。

実釣ではフリリグ、ジグヘッドの20〜30gまで使ってみましたが表記のようにもっと40〜50gでも全然OK
例えばフリーリグでディープを探る探見性と、ジグヘッドでの細かなボトムの釣り、さらにはジグの巻きでも活躍します。

ルアーの下限に関しても上記で書いたように7gも投げられる仕上がりです。
これについては実際に試していないので明確に言えませんが、「出来る」と感じさせられます。

強いやり取りへの安心感

PE0.8〜3.5号対応で、根に潜ろうとする大物相手でも力負けしないバットパワー。

秘密はR360構造。極限まで曲げてもブレないトルク、そして魚を浮かせる圧倒的なリフト力。
まさに「曲げて獲る」ことを体現する設計です。

エンジョイソルトでも紹介された通り、土居プロがタマンを掛けても余裕でブチ抜ける圧倒的なバットパワーを備えたこのロッド。

沖磯をはじめ、未知の大物や過酷なシチュエーションでも、確かな信頼を置ける心強い一本となってくれます。

まとめ

発売間近のメジャークラフト「ロックライバー 5G RV5-982XH」。

  • ロングスピニングとは思えない軽量設計
  • 操作性を損なわない繊細なティップ
  • 圧倒的なバットパワーで大物対応

“遠投・感度・パワー” の三拍子を揃えた理想の一本 として、ハードロックアングラーに強くおすすめできます。

発売後はさらに様々なフィールドで徹底的に使い込み、改めて詳細なインプレ記事を公開予定です。

続報をぜひ楽しみにお待ちください!

では!

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